2007年4月16日月曜日

テツの道(乗りつぶし鹿島線)



根っこ合宿で「根っこが無い」ということと、小さな頃からテツ(鉄ちゃん:鉄道ファン)だったということを自認するようになりました。
さてこの春はJR発足20周年記念ということで、乗り鉄の必需品「青春18きっぷ」も通常価格11,500円のところ8,000円で売り出していたので、結局2枚買いました。8,000円で5日分ですので、一日1,600円分乗れば元が取れる計算になります。根っこ合宿はもとより、3月31日で廃止になった鹿島鉄道(茨城県)にお袋も連れて乗りに行ったり、息子に使わせたり、かみさんと散歩がてら両毛線と八高線を乗りつぶしたりしました。ちなみに私は「乗りテツ」なので、どんな線でもそこを「乗りつぶす」ことに意義を見出すのです。考えてみれば「乗りつぶす=完乗」という言葉もテツ語なのでしょうね。詳しく知りたい方はウィキペディア(Wikipedia)で「鉄道ファン」で検索してみてください。
4月8日、昼からの予定がキャンセルになったので、思い立って残り1日分のきっぷを持って出かけました。関東近県で乗りつぶしてない路線を思い浮かべ、鹿島線へ向かいました。武蔵野線から常磐線、我孫子から成田線で成田、乗り換えて鹿島神宮まで行きました。我孫子の立ち食いそばで、珍しいなと思ったので「から揚げそば」を頼んだら、我孫子の元駅弁店・弥生軒の名物とのことでした。鹿島神宮駅ですぐに折り返そうかと思ったのですが、せっかく来たので散策することにしました。次の電車まで1時間40分近くあったので、鹿島神宮の境内の中を散歩して、その後近くの商店街へ足を向けました。人気が少なく、静まりきった商店街に、街頭のスピーカーからローリングストーンズの「悪魔を憐れむ歌」が流れているという、目に見えている光景と、BGMがまったく合わないという何とも言えない不思議な感覚を覚えました。鹿島というと鹿嶋アントラーズを忘れてはいけないのですが、街角にこんな記念碑もありました。アントラーズの三連覇とかの記念のようです。この写真は菊本さんに捧げます。鹿島線の途中に十二橋(じゅうにきょう)という田んぼの真ん中にある高架駅なのですが、周りに人家も見当たらず、降りていった高校生はいったいどこまで帰るんだろうと心配になりました。鹿島から佐原まで戻って、銚子まで行き、総武本線の銚子と成東間も今回乗りつぶして千葉、東京経由で帰りました。銚子を出てしばらくすると暗くなってしまったので景色は楽しめませんでしたが。
さてここで問題です。以下の駅名をなんと読むでしょうか。「木下」「下総松崎」「下総神崎」(すべて成田線内の駅です)答えは「きおろし」「しもうさまんざき」「しもうさこうざき」だそうです。下総神崎には「五人娘」の銘柄の寺田本家という酒蔵があります。行ってみたかったのですが、今回は時間が無くて寄れませんでした。また佐原にも「東薫(とうくん)」の東薫酒造と馬場本店という蔵元があります。鉄道の乗りつぶしと途中下車して酒蔵を訪ねるのが私の楽しみです。
(○す)

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